第三章 - 日経225先物 実践編② (取引事例)
こんにちは、infini ~アンフィニ~ 管理者の 池田 です。
いよいよ実践編です。
皆さんが日経225先物に対して、どのような取引をしていくかは、人それどれです。
しかし、どんな取引においても、利益を上げていく上で共通している事があります。
- リスクヘッジ(管理)を怠らない
- 自分なりのルールを作り、それに自信を持つ
『リスク』 に関しては次章で詳しく説明しますが、『自分なりをルール』 を作る上で、これから説明する事例が参考になれば幸いです。
Aさんは、この先日経225先物が上がると予想し、1枚 ¥15,800 で、「買い建て」 しました。予想はみごとに的中!その後、日経225先物は、¥15,800に上昇。そこで、利益を確定しようと思います。
予想が当たって良かったですね。
では、利益を確定するために決済してみましょう。
決済の為、反対売買をします。
この場合は、1 枚 『売る』 ですね。
注文の方法は、一般の現物株式と同様 『指値注文』 と 『成り行き注文』 があり、ココでは 『成り行き注文』 を行ってみます。
“決済注文 / 売り / 成り行き” と注文します。
結果、 \15,820 で決済できました。
成り行き注文の為、決済額は \15,830 より下がってしましたが、Aさんは \20,000 の利益を得ることが出来ました。
Bさんも、この先日経225先物が上がると予想し、1枚 ¥15,800 で、「買い建て」 しました。その後、¥15,800に上昇しましたが、Bさんは更に上がると予想。ところが、その後下降し、¥15,800より下げてしまいました。
よくあるパターンですね。
Bさんは利益をとれたタイミングを逃してしまったのです。
もちろん、相場に勢いがあるとか何かしら裏付けがあればこの考えもありですが、皆さん良く考えて見て下さい。
\10 で \10,000 ( miniなら \1,000 ) ですよ。
その後、再度上昇してくれば、利益を確定できるかも知れませんが、このまま下降していく可能性ももちろんありますよね。
Cさんも、A、Bさん同様上がると予想し、1枚 ¥15,800 で、「買い建て」 しました。その後、動きが乏しかった為に決済せず、¥15,800に上昇して引けましたが、ポジションは勝ち越しです。この場合はどうなるでしょうか?
さて、資産に余裕があったのか、自分の決めたルールなのか、Cさんは買いのポジションを解消せず持ち越しましました。
これは、『オーバー・ナイト』 とよく言われている取引手法です。
この時点で、Cさんには \20,000 の含み益が確定します。
では、なぜ決済しないで持ち越すのか?
ポジションを持ち越すことによって、翌日の寄付きと当日終値の差 (GAP) を狙うことが可能だからです。
Cさんの場合で分かりやすくまとめると・・・
翌日 \15,940 で『寄成』返済の場合 = \140,000 利益
翌日 \15,730 で『寄成』返済の場合 = \70,000 損失
この GAP のひらきは、\100 以上になることが頻繁にあります。
結果、寝ている間に \100,000 近くの利益を手にする事が可能です。
もちろん、朝起きたら \100,000 以上の損失を抱えることもあります。
Cさんが翌日どうなるかは分かりませんが、このオーバー・ナイトは、“ハイリスク・ハイリターン” な手法だという事は確かです。
Dさんは取引期間中に相場を見て取引が出来ない状況でした。しかし、今までの知識や経験から、『今日の日経225は上がる!』 と予想。この場合はどのようにするのでしょうか?
日中時間が取れないDさんは、取引時間中に相場を見る事ができません。
今日は諦めるしかないのでしょうか?
そんな事はありません。
ここでDさんがどのように取引をしたか?
まず、Dさんは取引が始まる前に、『寄成』 で 1枚 「買い」 の注文を入れました。
これにより、寄付きの金額で買う事が出来ます。
そして、注文が成立 (約定) できた時点から、市場が終わるまでの間に、『引成』 で
1枚 「売り」 の決済 (反対売買) 注文を入れます。
これにより、引けの金額で売り返済をすることができます。
この手法は、『その日の日経225先物が、その日の引け時点で上がっているか、下がっているか』 の予想をして取引する手法です。
まとめ
今回も長くなってしまいましたが、なんとなく取引方法は分かっていただけましたか?
上記に挙げたのは、ほんの一例にすぎません。
様々な取引方法から、自分にあった手法で 『自分のルール』 を決めて取引に望んでください。
例えば、『1 日 \20 の利益しか狙わない』 、『オーバー・ナイトはしない』 など...また、上記にもいくつか注文方法 (指値・成行・寄成など) をあげましたが、この他にも様々な注文方法があります。
それらは証券会社によって異なったりもしますので、証券会社を選ぶ際は、ここも事前に確認することをオススメします。
上記には、『リスク管理』 に関して、一切触れておりません。
『リスク管理』 は取引を行う上で、非常に大事ですの次章でしっかりと理解しましょう。
お疲れ様でした。
次章、第四章では、より具体的な取引事例をご説明します。



