第一章 - 日経225先物・日経225先物miniとは?
こんにちは、infini ~アンフィニ~ 管理者の 池田 です。
このページをご覧になっている方は、前章 “日経225先物を始める前の心構え”を読んで頂いたかと思います。
では、実際に日経225先物の相場に参加する前に、簡単ではありますが、 “日経225先物” の説明をはじめます。
相場のことを何も理解しないまま、一般の株式取引と同じように取引を始めてしまうと、大抵は大きな損失をだしてしまうものです。
もちろん、これは、 「知らなかった」 「わからなかった」 では済む訳がなく、自己責任となります。
そんな切ない事がないように、まずは相場を知りましょう。
日経225先物取引とは?
日経平均株価を特定の期日に、予め定めた価格で売買することを契約する取引です。
※特定の期日・・・3、6、9、12月の第2金曜日の前日です。
決済はすべて差金の授受によって行われますが、決済方法には取引最終日までに反対売買 (転売または買い戻し) によって決済する方法と、最終決済期日に特別清算指数 (SQ) により決済する方法があります。
皆さん、新聞やニュースで、 「日経平均がいくら上がりました、下がりました」 と見たことは無いでしょうか?
日経225先物取引とは、簡単に言えばその日経平均が決済期日にいくらになっているかを予想し、取引することだけです。
今の日経平均より上がると思えば、 「買い」 下がると思えば、 「売り」 ます。
そして、特別清算指数と自分が買った (売った) 日経平均株価との差が利益や損失になるということです。
日経先物取引の特徴は大きく分けて4つあります。
- 証拠金を担保に売買を行うレバレッジ取引
- トータルで買い手と売り手の損益がゼロになる「ゼロ・サム」取引
- 新規に買いからでも、売りからでも売買ができる
- 世界中で取引されている
証拠金を担保に売買をおこなうレバレッジ取引
日経225先物は、日経平均株価の1,000倍 (miniは100倍) で取引が可能です。
例えば、日経平均株価が \16,000 だとすると、日経225先物は、\16,000×1,000= \16,000,000 で取引をします。
この \16,000,000 (イッセンロッピャクマン) という金額を用意しないと、取引が出来ないという訳ではなく、あくまで1,000倍の取引が出来るということであり、高いレバレッジ (テコの原理) 効果が得られるという事です。
簡単に考えれば、日経平均が \10 上下するだけで、\10×1,000倍= \10,000 の利益 (損失) が発生します。
一日に、\200 ・ \300 と容易に変動する日経平均を考えると、一日で \2~300,000と簡単に利益(損失)が発生するということです。すごいと思いませんか?
もちろんこれだけ高いレバレッジ取引ですから、証拠金が必要になります。
一般の株式の場合は、例えば、100株単位の株を購入するのに必要な金額 (手数料別) は、一株の価格×100株 となりますが、日経225先物は、1枚ポジションを建てるのに、必要証拠金(担保となる金額)が設定されています。
※日経225先物の売買単価は 1枚、2枚 と数えます。
「 \16,000 で 1枚 買った (買い建てた)」 とか、
ちなみに、新規で 1枚 買いや売りをした際には、「 1枚買い(売り)建てた 」 「 1枚買い(売り)のポジションを持っている」 といいます。
さて、この必要証拠金は先物取引で損失が発生した場合でも決済できるように預けておく担保になり、毎週SPAM証拠金の変動により異なります。
それに証券会社が決めた証拠金率をかけることにより、必要証拠金が決まります。
トータルで買い手と売り手の損益がゼロになる「ゼロ・サム」の取引
日経225先物は、「株価指数」という実体のない数字を対象としたバーチャルな取引なため、取引が成立している買いポジションと売りポジションの枚数が常に一致しています。
この取引は、日経平均株価が上がっても下がっても常にトータル的にゼロな為、「みんなが勝っている」 とか 「みんなが負けている」 という状況がないことを意味しています。
そして、このようなゼロ・サム取引で勝ち負けの確率を左右しやすいのが、投資家としての知識・技術であり、その中でもテクニカル分析に依存しやすいといわれています。
新規に買いからでも売りからでも売買ができる
日経225先物は、安く買って高く売る事でのみ利益をあげられる現物の株取引と違い、新規に 「買い」 だけでなく 「売り」からもポジションを持つことが可能です。
(信用取引のカラ売りと似てます。)
要は、日経平均が上がると思えば買い下がると思えば売ればいいので、相場のトレンドが上昇の時も下降の時も利益を上げるチャンスがあるのです。
世界中で取引されています
日経225先物は、大阪証券取引所の上場商品です。
このような、日本の株式指数を対象とした先物取引は他にもありますが、知名度・流動性の高さでは日経225先物取引が圧倒的に優れてます。
また、日経225先物取引は、日本だけでなくシカゴ (CME) やシンガポール (SGX) にも上場している為、世界中で多くの投資家が頻繁に売買しています。
そして、CME日経先物価格は翌日の日経平均に大きな影響を及ぼします。
※取引時間(日本時間) [CMEでは、サマータイム時に1時間早まります。]
日本市場・・・09:00取引開始~15:00取引終了~15:10日経225先物取引終了
CME・・・23:00取引開始~06:15取引終了
SGX・・・08:45取引開始~20:00取引終了
※日経225先物mini は、日経225先物の 10 分の 1 の取引となります。
お疲れ様でした。日経225先物がどんなものかイメージできましたでしょうか?
次章、第二章からはいよいよ実践編です。
